チムニーズ館の秘密
![]() | チムニーズ館の秘密 (クリスティー文庫) (2004/02/20) アガサ・クリスティー 商品詳細を見る |
王政復古で混乱するヘルツォスロヴァキア国。その石油利権を狙う各国代表が、ロンドン郊外のチムニーズ館に集結していた。秘宝を狙う大泥棒までもが入り乱れるなか、ついに殺人が!事件解決に乗り出したバトル警視以下英米仏の探偵たちは、どんな結末にたどり着くのか?謎が謎を呼ぶ、波瀾万丈の冒険ミステリ。
内容(「BOOK」データベースより)
本館の本棚から再掲載。
謎が謎を呼ぶ、波瀾万丈の冒険ミステリ・・・と、本の紹介文にありますが、波瀾万丈なのは主人公のアンソニー・ケイドのことでした。国家機密レベルの国際問題と、宝石盗難事件、亡くなった元首相の回顧録・・・と様々な問題が、チムニーズ館に集中します。一体、私は何についての事件を読んでいるんだろうと、何度か頭を整理しないと、流れに押し流されそうになります。ちょっと、現実味にかける話でしたが、テンポはよかったので、一気に読んでしまいました。
主人公のアンソニー自体が、謎の多い人物なので、途中であれこれ憶測が飛び交いますが、最後に彼の正体が明らかになった時は、「そうきたか!!」と・・・。
クリスティーのこの手の話の進め方にはある程度慣れてきたつもりでいましたが、またしても、してやられた。作者のほくそ笑んでいる姿が目に浮かびます。
あんなに大騒ぎしていた回顧録が、前評判通りの内容ではないとわかっても、政治スキャンダルやら裏話を暴露されるかもと、ビクビクしている政治家は、昔も今も変わらないんですね。人間って、進歩しているようで、同じことを繰り返してばかりです。ただ、話の発端が、その回顧録なので、ちょっと拍子抜けちゃったり・・・。政治家に人を楽しませるような文章を書けるかどうかという皮肉もあり、そこらへんは、小気味よかったですよ。
・・・読み終わってから、これを書くのに、間があいてしまったので、感想が薄れてきてます。あれこれ、書こうと思ってたのに・・・。でも、この話は、映像化されても、楽しめるだろうな〜とが思いました。
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主人公のアンソニー自体が、謎の多い人物なので、途中であれこれ憶測が飛び交いますが、最後に彼の正体が明らかになった時は、「そうきたか!!」と・・・。
クリスティーのこの手の話の進め方にはある程度慣れてきたつもりでいましたが、またしても、してやられた。作者のほくそ笑んでいる姿が目に浮かびます。
あんなに大騒ぎしていた回顧録が、前評判通りの内容ではないとわかっても、政治スキャンダルやら裏話を暴露されるかもと、ビクビクしている政治家は、昔も今も変わらないんですね。人間って、進歩しているようで、同じことを繰り返してばかりです。ただ、話の発端が、その回顧録なので、ちょっと拍子抜けちゃったり・・・。政治家に人を楽しませるような文章を書けるかどうかという皮肉もあり、そこらへんは、小気味よかったですよ。
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Tag : クリスティー文庫 アガサ・クリスティー
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